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ナンバンギセル

ミョウガを採りに。

葉をかき分け、根元を見たら、

あらっ!ナンバンギセルが、咲いている‼”

昨年も、いつの間にか、咲いていたので、びっくり!

40数年ミョウガを植えていたのに、

初めてのことでした。

 

近所にススキの原っぱがあるので、

ススキの根元で、生えていた種が飛んできたのか?

 

”今年も”と、淡い期待はありましたが・・

やった~

ナンバンギセルは、

ススキ、ミョウガ、サトウキビなどの根に、

寄生して花を咲かせます。

 

万葉集の 道のべの尾花が下の思い草 今更さらに何をか思はむ

「尾花」はススキの事。

「思い草」はナンバンギセルのことだそうです。「

初めて知りました。

 

長い柄の先に咲く花の形が、

西洋人の使っていたキセル(喫煙パイプ)に似ていることが、

ナンバンギセルの命名の由来だとか。

歌には、”思い草”と詠まれた方が、しっとり来ます。

命名された年代も違いますが・・