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コミセンまつりで・・

買い物道で立ち寄ったコミセンまつり。

 

毎年恒例であったコミセンまつりは昨年はコロナでお休み。

今年は

武蔵浦和コミュニティーセンター開設10周年記念行事として、行われた。

会場の一隅 

ふらりと立ち寄った書道の前


 

作者は

 

じーっと眺めていましたら、

 

たまたま

作者の高瀬さんとご家族が、おいでになって、

お話を伺う機会を得ました。

 

高瀬さんは、見た目は目がパチリとしていらして、

白杖をもっていらしゃらなければ、

目の不自由な方とは判りません。

 

40歳のころから目の病になり、50歳で視力を失ったそうです。

その当時は、ずーっと泣いていらしたそうですが、

白杖をもって生きようと決心なさった時に、

上の3文字が浮かんだそうです。

 

書道は20歳の頃まで、おけいこしていたそうで、

お母さまが、”芸は身を助ける”ということで、

書道を勧められたそうです。

高瀬さんも

“母が「芸が身を助ける」と言っていたのは、本当だった”とおしゃっていました。

 

大変な経験をされていらしたのに、

前を向いて歩き始めた姿勢に、感嘆し、

困難を抱えている人達が、

元気になるようにと祈りながら

その場を離れました。