2年ぶりに映画を見てきました。
医師・中村哲さんの、
アフガニスタンでの、35年間にわたる活動の軌跡を、たどった映画です。
会場の埼玉会館小ホール(504席)は、ほぼ満員。480名の入場者とか。
時間帯が午前ということもあり、シニア男女で埋め尽くされていました。
コロナがまだ収まっていないこの時期。
会場の入り口でアルコール消毒、検温があり、
渡されたアンケート用紙には、
万が一 感染が確認された場合、
保健所の調査に協力するために、
住所氏名連絡先を記入し帰り際に、回収とのこと。
アフガニスタンとパキスタンで35年間にわたり
病や戦乱、そして干ばつに苦しむ人びとに寄り添いながら命を救い、
生きる助けをしてきた医師・中村哲。
しかし、2019年12月用水路建設現場に向かう途中、
何者かの凶弾に倒れた。
このニュースを聞いたときには、
”なぜ?”という深い悲しみと強い憤りを感じました。
映画を見ながら驚いたのは、
現代の日本ではほぼ全滅していると言われているハンセン氏病が
アフガニスタンの山村では、まだまだ見受けられること。
無医村のため、十分な手当てが受けられない現状。
そして
用水路建設には、ほとんどが、人力だったこと。
日本だったら、十分な重機類が使われるだろうに・・、
同じ時代に在って、こうも差がある。
見終わってからも、色々考えさせられた映画でした。
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