今朝の朝日新聞天声人語
数年前 日本YWCAと長崎YWCAの企画で長崎を訪れた。
原爆の被害地、原爆資料館、 隠れキリシタンの跡地を巡る旅。
浦上天主堂を訪ねた時 伺った話だが
長崎はキリスト教信者が多い街なので、
爆弾が落とされるとは、思っていない人たちが多かったそうである。
「長崎の鐘が鳴る」の 原作者永井隆博士の
病気療養をなさっていらした "如己堂”にも寄った。
「己のごとく人を愛せよ」という意味で 名付けられたそうな。
街の人々と教会の人たちで 建てられたそうある。
驚いたのは、
畳2畳ほどの 質素な狭い部屋1部屋と、お手洗い、
それに
部屋の周りをぐるりと1周している廊下のみの如己堂。
ここで白血病と戦い 執筆なさっていらしたとは・・
当時まだ幼いお子さん2人を残しての天国への旅たち
どんなにか心残りだったでしょうかと・・
見学していて 胸が詰まった覚えがある。
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