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長崎に思いを馳せる

シラタマホシクサ 2020.8.09
シラタマホシクサ 2020.8.09

 

今朝の朝日新聞天声人語

 

数年前 日本YWCAと長崎YWCAの企画で長崎を訪れた。

原爆の被害地、原爆資料館、 隠れキリシタンの跡地を巡る旅。

 

浦上天主堂を訪ねた時 伺った話だが

長崎はキリスト教信者が多い街なので、

爆弾が落とされるとは、思っていない人たちが多かったそうである。

 

 

「長崎の鐘が鳴る」の 原作者永井隆博士の

病気療養をなさっていらした "如己堂”にも寄った。

「己のごとく人を愛せよ」という意味で 名付けられたそうな。

街の人々と教会の人たちで 建てられたそうある。

 

驚いたのは、

畳2畳ほどの 質素な狭い部屋1部屋と、お手洗い、

それに

部屋の周りをぐるりと1周している廊下のみの如己堂。

 

ここで白血病と戦い 執筆なさっていらしたとは・・

 

当時まだ幼いお子さん2人を残しての天国への旅たち

どんなにか心残りだったでしょうかと・・

 

見学していて 胸が詰まった覚えがある。

 

 

ウィキペディアから、お借りしました
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